Vipukirves FAQ(ありがちな質問)
Q1:VIPUKIRVESは女性でも使えますか?
A2:はい、使えます。VIPUKIRVESの刃は丸太に刺さって抜けなくなることがありません。もちろん、割れずに刃が刺さってしまうことはありますが、刃先の一部分以上が刺さることは無く、ヘッドを押さえて柄の反対の端を軽く叩いてやれば女性でも必ず抜けます。
Q2:この斧の特殊なデザインはなんのためですか?
A2:この斧の機能は、このブレード(刃)の特殊な形状がベースになっています。刃は丸太に当った瞬間に回転を始め、回転トルクを発生します。それが、丸太を割る力を増大させるとともに刃を丸太に食い込ませること無く離れさせます。振り下ろした運動エネルギーは回転して薪を割る力になり、刃は丸太の上で停まり、跳ね返ったり、横に滑ることはありません。
Q3:VIPUKIRVESは今までの斧と同じように使えますか?
A3:既存の斧と同じように使うことはできますが、斧が丸太に当る瞬間に刃が回転してテコの動作が働くよう、柄を握る手を少し緩める必要があります。(実際には、猛烈に握力が強い人でも、柄の回転を停められるほど握りしめるのは難しいかもしれません。)
ただし、VIPUKIRVESは薪割り専用のツールとしてデザインされており、大工仕事やハンマーの代りとして使うことはできません。
Q4:なぜVIPUKIRVESの柄は木製なんでしょう?
A4:耐久性や、強度、その他色々な面で木より高度な素材はいくらでもあります。しかし、打撃の衝撃を緩和し、寒冷地でも凍らず、持っても冷たく無く、濡れていても滑りにくい、という総合的に優れた素材はやはり「木」だけです。
Q5:どうして柄がこんなに長いのでしょうか?(和斧と同じくらいの長さですが、一般的な西洋の斧はもっと柄が短い)
A5:柄の長さは主に安全のためです。長い柄(90cm)はもしも丸太を空振りし、地面を叩いたときに刃が足に当たらないようにします。また、長いハンドルは打撃スピードを増やすこともできます。
Q6:柄が乾燥したときに、刃が抜けてしまうことはありませんか?
A6:柄には刃を固定するクサビはありません。しかし、VIPUKIRVESの刃は他に例の無い固定方法のため柄が乾燥しても抜けることはありません。柄の先端が大きなクサビ状になっており、それが刃の穴にぴったりとはまり込んでいます。さらに柔軟性のある接着剤で固定されているので、使用中に刃が外れることはまずあり得ないでしょう。もちろん、長い間乾燥した所で放置されていれば柄は多少収縮するので、わずかに動くことはあるかもしれませんが、通常の湿度のところで使い始めれば数日で元に戻ります。
それでも、刃と柄が緩く感じられるようであれば、斧を濡れタオルでくるみビニール袋に入れて密封し刃と柄ががたつかなくなるまで何日か置いてください。その後はVIPUKIRVESを普通の湿度のところで保管してください。
Q7:この斧は左利きの人でも使えますか?
A7:実験によると、左右どちらが利き手の人でも違いは見られませんでした。
Q8:この斧はテコの動作に寄り柄が回転する影響で手首に、伝統的な斧よりも負担があるのでは?
A8:VIPUKIRVESを使うテクニックは今までの斧とは少し違い、丸太に刃が打ち込まれる瞬間に柄を握る手を緩めます。刃は打撃の瞬間に自動的にテコの動作を始め、伝統的な斧よりずっと強い力で割れた薪を引きはがします。叩きつける際に柄は使用者の手にショックを与えることはありません。柄は使用者の手の中で回転するだけで、物理の法則は手首を痛めることではなく薪を割ることに作用します。回ろうとする柄を無理に握りしめたりするべきではありません。VIPUKIRVESは打ち込んだ時に、その運動エネルギーが回転に変わってそこで停まるため、丸太の上で滑ることはありません。伝統的な斧を使っていると時折手首を痛めてしまうことは、ずっと薪割りをしている人は誰でも知っています。この斧はそのような欠点を解決するために開発されました。
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