VIPUKIRVES薪割り斧の取り扱いは終了いたしました。
薪割り斧を輸入するに至ったのは・・・
MC-Japanの住居兼事務所の有る開田高原は日本有数の寒冷地で、年間を通じてストーブに火が入らない月はほとんどありません。(真夏は無くても過ごせますが、湯沸かしや調理に何かと便利なので、朝方など使います。)
薪ストーブ生活を始めて、薪割り斧やチェーンソーなど徐々に道具も揃って来ました。以前はお願いして、譲ってもらっていた薪の原木も、処分を頼まれるようにもなりました。徐々に潤沢に原木が供給されるようになり、薪割り作業に費やす時間も増えてきたため、電動もしくはエンジンの薪割り機を検討し始めたときに偶然ネットでVipukirvesの動画を見つけました。
今までの薪割りとは全く違うその作業スピードにたまげました。
調べてみると、この斧は奇しくもMC-Japanでオフロードバイク用アパレル製品を輸入販売しているSINISALO(シニサロ)社と同じフィンランドの製品でした。そこでSINISALO商品の輸入の際にこの斧を一本だけ一緒に送ってもらいました。
使ってみたら、なんとも素晴らしい効率です。 下は斧が届いて初めて使ってみた時の動画です。
その後、私が薪割りをしているのを見た近隣に住む数人の友人から、「是非欲しい」という声をいただき、輸入を開始することにしました。
薪作りはつらい作業でしょうか?
薪割りに使う斧は、デザインの変遷やヘッド・柄の材質の見直し等を経て、徐々によりスマートな外観や多少の使い易さを得て来ました。しかし、伝統的な道具であることに変わりはありませんでした。そのため、基本的な構造や用法は永年変わらず、薪割りは単調でつらい作業であり続けました。ところが、フィンランドのヘイキ・カルナ氏は、それをすっかり変えてしまったのです。
道具に対する民族性
日本人は、薪割り斧も含めて、一つの製品の製法や用法を忍耐強く、とことん磨き上げるのがその気質と言えるかもしれません。そのため、伝統的な道具はそのままの形で使われ続け、多くの名人を生み出しますが、初心者が問題なく使えるようになるにはそれなりの努力と年月が必要です。
一方欧米では、動力を利用し、より高速により大量にという方向にエネルギーが注がれるように思います。薪割り斧を改良することよりも、より大パワーの、そして自動化、集約化された機械で薪が量産されます。
いずれの方式がベターなのかは、皆さんのご判断にお任せしますが、もう一つの選択肢がありました。
「再発明」された薪割り斧
北欧の森と湖の国フィンランドのヘイキ・カルナ氏は、薪割り機の導入や電気やガスに頼るよりも薪割り斧の改良に取り組みました。より安全で効率の良い斧を追求した結果、それは改良というよりも「再発明」とも言えるほどドラスティックな変革を薪割り斧にもたらしました。「VIPUKIRVES™」フィンランド語で"Lever Axe"(てこの斧)を意味するその名は、フィンランドの傑出した工業製品の一例で、革新的なデザインの象徴と言えるでしょう。
VIPUKIRVES™は革新的な原理で薪を割るための、とても効率的な道具です。伝統的な斧や油圧薪割り機に比べて、作業速度や安全性で多くの利点があります。節のある丸太でさえも「てこの原理」で、簡単に割ることができます。
薪ストーブは使っているけれども、自分で薪を作るのは大変、または薪ストーブも興味はあるが、薪の準備等に不安がある方、是非VIPUKIRVES™を手に入れ、今までに無い快適な薪割り作業を体験してみてください。
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